オッズ分析講座

オッズ分析初心者のための「オッズ基礎講座」

オッズ分析競馬で勝つ為の手段として、調教を分析したり、ラップを分析したり、血統を分析したり、はたまたそれらすべてのファクターを上手く調理したりと様々な取組方があると思います。

オッズ分析というのもそのようなファクターの一つです。

「オッズは購入した馬券の払戻しを確認するものに過ぎない」

そのように考えている方が大半だと思いますし、オッズを見て勝ち馬を探るというのはオカルトのようなものだと考えている方もいらっしゃると思います。

しかし、オッズ分析は決してオカルト的なものではなく、過去の統計データから導かれたしっかりとした根拠のあるファクターなのです。

オッズ分析には大きく分けると過去の膨大なデータから導かれた「オッズ分布理論」と馬への勝負気配を見抜く「異常オッズ理論」に分けられます。

①オッズ分布理論

どのオッズゾーンにいるかで馬券に絡む確率を判断する

オッズデータ

例えば、上記表にあるように単勝1.0~1.4倍の馬は複勝率90%近くあり、基本的には馬券から外すことができません。逆に、単勝100倍を超える馬は複勝率2%と馬券に絡む確率が非常に低いので本命にすることは無謀です。そういった処理を行うことで無駄な買い目を削減することができ馬券の収支を向上させることにつながります。

オッズの配列からレースの波乱度を判断する

万馬券データ

以上のように統計理論を用いることでレースの波乱度を予測したり、軸馬にすべき馬、買い目から外すべき馬をしっかりとした根拠を持って決定することができ、正しい方向性で馬券を購入すること可能です。
上記表は単勝30倍以下の馬の数別の三連複万馬券率を記載しています。30倍以下の馬が10頭以上いれば万馬券率は60%とかなりの確率で大穴になることがわかります。一方で30倍以下の馬が6頭以下の場合は万馬券率が16%と大幅に減少します。万馬券率が高いレースでは人気薄の馬を積極的に買い目に取り入れ、万馬券率が低いレースでは人気馬を中心に馬券を組み立てることが有効的です。そうすることで無駄な買い目を削減し回収率を向上させることが可能です。

 

②異常オッズ理論

人気薄の激走馬を見抜く

インサイダーがある馬に大量投票をすることで異常オッズが生じることがあります。インサイダーとは「内部の事情に通じていたり、組織や集団の内部にいる人」を示します。株でインサイダー取引が禁止されているように競馬法第25条で競馬関係者による馬券の購入は禁止されています。但し、PATなどで馬券が買える現在では内部の事情に通じている人がいくらでも馬券を購入できるのが実際のところです。また、インサイダーではなくても単純に神懸かり的な馬券師や投資機関が存在するのも馬券で●●億稼いだというのがニュースにもなっている通り事実です。彼らは競走馬のエキスパートなのでかなりの大金を投じます。そんな勝ち組がどの馬を購入しているのかをオッズを使って見抜くのがインサイダー理論です。

勝ち組がどの馬を購入しているかを見抜く手法は色々とあるのですが最も王道かつ正確なのが時系列オッズ分析です。

オッズは時間単位で刻一刻と変化するものですがJRAの公式データで数分間隔でどれだけのお金が投じられたかが公開されています。

時系列オッズ

例えば上記表では13時34分にゴールスキーの単勝約250万円(25095票)、13時52分に複勝で約90万円(9171票)、13時23分にシルクフォーチュンの複勝に約40万円(4067票)が投じれれているのがわかります。このレースは実際にゴールスキーが1着に、シルクフォーチュンが3着に入選しています。

このようにオッズを用いて大量投票が入った馬=勝負気配が高い馬を見抜くことで期待値の高い馬を見抜くことができます。

 

様々なストーリーを見抜く朝一オッズ

オッズ分析の手法の一つとして朝一オッズを使う方法があります。朝一オッズとはその名の通り朝一番のオッズを示します。

例えば、結果的に同じ単勝1番人気の馬でも、朝一から順調に馬券が売れ続け1番人気になった馬と、朝一にはそれほど馬券が売れておらずに直前に馬券が売れ1番人気になる馬がいます。

前者は多くの人=多くのファクターから信頼されている馬であるため、どの時間帯でも順調に売れ続けて1番人気になった信頼できる1番人気の馬です。

後者の場合、考え方が2通りあります。まず、何らかの不安要素がある馬で直前で仕方なく押し出される形で1番人気になったパターン。この場合、信頼できない1番人気と考えることができます。次に、直前のパドックなどで抜群の気配が感じ取れ、多くの人が大金を投じたことで1番人気に浮上したパターン。この場合だと信頼できる1番人気と考えることができます。

朝一オッズを通してオッズの流れを読み解くことで同じ1番人気でも様々なストーリーを読み解くことが可能です。
具体的に、下記表で掲載しているように同じ単勝1番人気でも、朝一1番人気⇒直前1番人気の馬と、朝一4番人気~⇒直前1番人気の馬では馬券に絡む確率が大きく変わってくるのがわかると思います。
朝一オッズデータ

このように朝一オッズを使うことで的中率を大きく高めることができます。

馬券の精度を格段に高めるオッズ断層

オッズ断層断層とは次位とのオッズ差が大きいエリアを示します。

太線を引いている箇所が断層になります。例えば単勝1位⑮は2.0倍、単勝2位①は7.4倍で、7.4÷2.0=3.7倍の開きがあります。

このようなオッズ差が大きいエリアを断層と呼びます。

断層の使い方は2通りあります。一つは断層手前にいる馬を狙うという手法です。断層は大量投票が行われた痕跡としてできることが多いので馬券に絡む確率が通常よりも高くなります。もう一つは大きな断層があるエリア以降の馬は買い目に入れないという手法です。例えば上記表の齢だと12位と13位の間に馬連~複勝まですべての馬券で大きな断層が生じています。この場合、13位以下の馬(⑯⑩⑨⑬)は馬券に絡む確率が格段に低くなるので買い目から省くことができます。

以上のように断層を取り入れることで馬券の精度を高めることが可能です。

 

こんな人はオッズ分析を取り入れるべき

競馬初心者の方

オッズ分析は競馬初心者の方にオススメできる手法です。極端な話し、馬券の買い方さえ覚えてしまばえ競馬新聞が一切読めないでも馬券を購入できるのがオッズ分析です。実際にオッズ分析で馬券を買う場合、競馬新聞などの出馬表は一切見ないでオッズという数値のみを見て馬券を購入する方がほとんどです。難しい競馬用語を覚えないでも数字を見るだけで馬券を買えるのがオッズ分析です。

馬券の収支を向上させたい方

オッズ分析が向く人既にオッズ以外の理論にある程度浸透いている方にもオッズ分析はオススメです。オッズ分析は他のファクターとの相性も抜群です。例えば、血統的に狙える馬を発見した場合、その馬のオッズを分析することでインサイダー票が入っていれば馬券を購入し、入っていなければ勝負度合いを下げることで馬券の収支を向上させることが可能です。他にも統計理論から大穴の可能性が高いと判断できれば人気薄の馬からご自身の理論に合致する馬を選ぶことができます。このように他のファクターを合わせて馬券収支の向上が期待できます。

数字を扱うことが好きな方

オッズ分析は調教を見たり、パドックを見たり、血統の配合から適性を読み解いたりするのではなく、ひたすら数字を分析することになります。もちろん、実際の数学のように難しい計算式を用いたりするわけではないので、数学が苦手な方でも何ら問題なくオッズ分析をすることができますが、数字を扱うことが好きな方、例えば小学校の頃、算数が得意だった方はオッズ分析が非常に向くと思います。

基礎講座関連記事オッズ分析講座のまとめ記事はこちら
・オッズ分析の正しいやり方
・オッズ分析初心者のための「オッズ基礎講座」

 

最近の記事

  1. 朝日杯セントライト記念(2020年)過去オッズ分析
  2. 関西テレビ放送賞ローズステークス(2020年)過去オッズ分析…
  3. 産経賞セントウルS(2020年)朝一オッズ予想
  4. 京成杯オータムハンデ(2020年)朝一オッズ予想
  5. 紫苑ステークス(2020年)朝一オッズ予想

アーカイブ

PAGE TOP