オッズ分析講座

異常オッズはなぜ発生するのか



異常オッズは何者かの「大量投票」によって発生

オッズはJRAが決めるものではなく人が作るものです。異常オッズが発生するということは「誰かがその馬の馬券を大量に購入している」ということです。「異常オッズとは」で紹介した2014年菊花賞のトーホウジャッカルの例でも最終的に単勝3番人気におさまる馬が金曜日時点で1番人気になっていたのは金曜日の夕方に約200万円の大量購入があったことが要因でした。

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異常オッズは何者かの「大量投票」によって発生するわけですが、その中でも一般人による大量投票と関係者による大量投票の2つに分けることができます。

まずは一般人による大量投票に関してですが、グリーンチャンネルのパドック推奨馬や人気予想家や評論家の推奨馬などの「メディアによる異常オッズ」、会員が多数いる一口馬主クラブの馬や白毛馬などの「応援による異常オッズ」、非常に優秀な馬券師や馬券生活者などによる「馬券の勝ち組による異常オッズ」、その他にもお金持ちの気まぐれなどによる異常オッズも考えられます。

続いて関係者による大量投票に関してですが、競馬法により競馬関係者=騎手・調教師・厩務員・JRA職員は馬券の購入を禁止されています。しかし、馬主など競馬関係者の近くにいながら合法的に馬券を購入できる人は数多く存在し、競馬新聞からは決して読み取ることができない内部情報を入手することが可能です。そのような、「競馬関係者の側近による異常オッズ」も考えられます。

異常オッズがあった馬の方が圧倒的に走る

メディアによる異常オッズ、応援による異常オッズ、馬券の勝ち組による異常オッズ、競馬関係者の側近による異常オッズと4つの発生要因を挙げましたが、後者2例に比べて前者2例に関しては必ずしも信頼できる異常オッズとは言えません。

異常オッズの種類 信頼度 投票の内訳
メディアによる異常オッズ 大人数×少額
応援による異常オッズ 大人数×少額
馬券の勝ち組による異常オッズ 少人数×多額
競馬関係者の側近による異常オッズ 少人数×多額

前者2例と後者2例を比較して大きく異なるのは「投票の内訳」です。前者の場合、メディアの推奨や応援により”大人数×少額の投票=大量投票”となるのに対し、後者の場合は”少人数×多額の投票=大量投票”となります。

したがって、時系列オッズを見ていくと下記のような推移で売れていく形になります。

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メディア・応援による異常オッズの場合は大人数が各々の時間帯で少額ずつ購入していくためオッズに大きな変動は起きません。一方で、馬券の勝ち組や競馬関係者の側近による異常オッズの場合は少人数が多額の投票を行うため、その都度順位が上昇する形になりオッズの変動が大きくなります。

なお、メディアによる異常オッズや応援による異常オッズなどは信頼できないケースもありますが、それらを含めても異常オッズがあった馬となかった馬を比較すると「異常オッズがあった馬の方が圧倒的に走る」ことが過去データからもわかっています。

異常オッズ関連記事オッズ分析講座のまとめ記事はこちら
1.異常オッズとは
2.異常オッズはなぜ発生するのか
3.異常オッズの見つけ方
4.馬連順位作成の重要性
5.3つの異常オッズパターン

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