2016年の有馬記念はキタサンブラックとサトノダイヤモンドが2強オッズになりそうです。
基本的に「2強は2強で決まらない」というのが競馬のセオリーなのですが、改めて重賞レースにおける2強レースの分析をしてみました。
重賞レース「2強オッズ」分析データ
クラス | 馬券 | 対象レース数 | 的中数 | 的中率 | 回収値 |
---|---|---|---|---|---|
G1 | 1-2番人気単勝 | 9レース | 6レース | 67% | 87 |
G1 | 1-2番人気複勝 | 9レース | 9レース | 100% | 93 |
G1 | 1-2番人気馬連 | 9レース | 1レース | 11% | 20 |
G1 | 1-2番人気ワイド | 9レース | 4レース | 44% | 77 |
全重賞 | 1-2番人気単勝 | 49レース | 37レース | 76% | 94 |
全重賞 | 1-2番人気複勝 | 49レース | 46レース | 94% | 86 |
全重賞 | 1-2番人気馬連 | 49レース | 16レース | 33% | 85 |
全重賞 | 1-2番人気ワイド | 49レース | 24レース | 49% | 75 |
※2005年1月1日~2016年12月18日のデータ
※単勝2番人気のオッズが2.9倍以下という定義でデータを収集
この表からわかることをまとめます。
A.2強のいずれかが勝つ可能性は高い
B.2強のいずれかは最低でも馬券圏内に絡む
C.2強が馬連で決着する可能性は低い
D.2強がワイドで決着する可能性は半分以下
AとCから「2強のいずれか→2強以外の馬」への馬単という馬券が、BとDから「2強のいずれ→2強以外の馬」への三連複という馬券が賢い戦略であることが見えてきます。
したがって、2強のどちらが信頼できるのか、2強以外で馬券に絡む馬はどの馬かというのを考えることが2016年の有馬記念的中への近道だといえるでしょう。
参考にして頂ければと思います。