オッズ分析講座

異常オッズとは

異常オッズとは

JRAではおおよそ5分間隔でどの馬に何票入ったか(いくらのお金が投じられたか)をリアルタイムに公開しています。したがって、「9時20分に1番の馬に単勝で10万円・複勝で5万の馬券が購入された」という具体的な投票金額やオッズの推移が時系列にわかるようになっています。

時系列にオッズを見ていくと「これは明らかに異常だ!」と考えられるような”異常なオッズ”に出会うことが頻繁にあります。例えば、下記は2014年に施行されたG1菊花賞の勝ち馬であるトーホウジャッカルの単勝人気の推移です。

時刻 金16:15 金16:25 土12:00 日12:04 確定
単勝人気 6人気 1人気 2人気 3人気 3人気

トーホウジャッカルは最終的には単勝3番人気で落ち着きましたが、金曜日の16時25分時点で急激にオッズを上昇させ1番人気に浮上しています。このようなオッズに異常が起こる現象を「異常オッズ」と定義しています。

オッズは発売開始から投票金額によって変動していきますが最終的に3番人気になる馬でも発売開始から締切まで3番人気をキープする馬もいれば、今回のように一時的に1番人気になる馬もいます。前者はオッズに異常がないと判断できますが、後者はオッズに異常があったと判断することができます。

異常オッズとは何者かの大量購入の跡

異常オッズが発生するのは「誰かがその馬の馬券を大量に購入している」ということです。実際にトーホウジャッカルは金曜日の16時25分時点に約200万円の投票が行われました。

200man

馬券は発売開始からパドック開始前までおおよそ一定の売れ方をし、パドック開始あたりから締切直前にかけて急激に売れるというのが一般的な流れです。そのような流れとはまったく異なり、天気も馬場も読めない前々日の16時25分時点で単勝に200万円もの大金をつぎ込むことがいかに異常であるかはおわかりいただけると思います。

そして、通常の一般投票とは別に何者かが馬券を大量に購入した場合は今回のケースのように”異常オッズとして検知”することが可能なのです。

なお、今回は単勝にフォーカスを当てましたが、異常オッズは様々な馬券種で発生しています。2007年に施行された中山金杯では1着8番と2着9番の馬連と馬単の配当が同じになるというような現象も起きています。これも何者かが馬単8番→9番に大量投票を行った結果と考えることとができます。その他にも単勝は5番人気なのに複勝では3番人気になっていたり、単勝では2-3番人気の組み合わせなのに馬連では1番人気になっていたり様々です。

何者かが大量購入をした跡が”異常オッズ”として残っているということなのです。

異常オッズ関連記事オッズ分析講座のまとめ記事はこちら
1.異常オッズとは
2.異常オッズはなぜ発生するのか
3.異常オッズの見つけ方
4.馬連順位作成の重要性
5.3つの異常オッズパターン

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