同じオッズでも中身がまったく異なる
蘆口流オッズ分析では異常オッズを朝一に大量投票が入る「①朝一過剰馬」と直前に大量投票が入る「②直前過剰馬」と朝一から直前にかけて断続的に大量投票が入る「③断続過剰馬」の3種類に分けて考えています。同じ異常オッズでも種類に分けて分析を進めることでより成績を向上させることが可能です。
オッズは発売開始から締め切りまで生き物のように変化していきます。例えば、同じ単勝5番人気の馬でも、発売開始から締め切りまでずっと5番人気付近をキープしているケースもあれば、1番人気になったり8番人気になったりを繰り返しながら最終的に5番人気になる馬もいます。
単勝5番人気という確定オッズだけを見れば「同じ単勝5番人気」に見えてしまうと思いますが、中身はまったく違う5番人気といっても過言ではありません。
下記のように最終的には全馬5番人気になるとしてもオッズの推移はまったく異なります。
異常オッズパターン別の特徴
まず、出現頻度が少なく、時系列に推移を確認する必要があるため発見がしにくいですが、大量投票が断続的に入っている「③断続過剰馬」が最も成績が良くなります。続いて、アナログで分析するには最も活用できるのが「①朝一過剰馬」です。
威力自体は朝一過剰も直前過剰もどちらも有効的ですが、通常、馬券は発売開始後よりも締切直前に投票が集中するため下記のグラフの様な売れ方になるため、朝一過剰の方が見つけやすくなっています。
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