今、明日の菊花賞に出走するトーホウジャッカルの単勝に200万円が投じられたことが話題(トーホウジャッカルおじさん)になっているので分析していきたいと思います。
既にニュースにもなっているので普段オッズ競馬に興味がない人も「トーホウジャッカルの異常オッズ」には気が付いていることでしょう。
独自の時系列オッズソフトを使って分析すると前々日発売の10月25日(金)16時25分にトーホウジャッカルの単勝に200万円の投票が入り一時的に単勝が1.2倍になりダービー馬のワンアンドオンリーをおさえての1番人気になりました。
本当に勝つのかどうかということが注目されていると思います。
まず、注意しなければならないのが、3~4番人気前後の馬に単勝で200万円程の金額が投じられることはそう珍しいことではありません。
あくまでも前々日という投票母数が少ない時間帯に行われたことで"目立った"というのも理由です。
とはいえ、異常オッズが入った馬は通常の3~4番人気の好走率よりも大きく向上します。
したがって、トーホウジャッカルはいつもの3~4番人気の馬よりは人気以上に信頼できると考えることができます。
次に、トーホウジャッカルが来る来ないを別にして考えられるのが、「上位人気馬の不安」ということです。
もし、1番人気が予想される馬がワンアンドオンリーではなく、ディープインパクトやオルフェーヴルであったらどうでしょう。
さすがにトーホウジャッカルの単勝に200万をつぎ込む勇気はでないかも知れません。
つまり、3~4番人気の馬に単勝異常が起きるということは1~2番人気の馬に何らかの不安がある可能性が高いということです。
したがって、トーホウジャッカルは馬券に絡まなくても波乱のレースになったり、1着は人気薄の馬が勝ったりする可能性があります。
以上をまとめると、トーホウジャッカルは通常の3~4番人気よりも高い確率で好走する可能性があること、そして上位人気馬が負ける可能性が高まっていること、この2つが考えられます。
是非、参考にして下さい。